熊野古道とは

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熊野古道とは

熊野古道が意味するものはなんだろうか。 熊野といえば、どのようなイメージがあるだろうか。熊野古道の世界遺産の印象が強いであろう。 熊野が世界の他の聖地と異なるのは、高野山と熊野三山の間を結ぶ古道「小辺路」がある様に、その地域の神道・修験道・仏教という異なる宗教の聖地同士が熊野古道という道で結ばれている。それらを参詣する人々がそこを自由自在に往来できること。 これは、世界中のどこにも存在しない現象。 異なる宗教が調和的に共存しているということが平和を象徴しており、熊野は世界にとっても良いモデルとなっている。

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信不信をえらばず、浄不浄を嫌わず

「伊勢へ七度、熊野へ三度、愛宕さまへは月参り」。 かつては「蟻の熊野詣」と言われるぐらい、多くの人たちが厳しい道にも関わらず、熊野本宮大社まで目指したのだろう。 古くからなぜ人々は、厳しく険しい道を越えて何度も熊野三山へ詣でたのだろうか。それは、信じる者もそうでない者も、貧しき者も富める者も、女性も、病を持つ者も、熊野は皆等しく祈念の機会を与えられてきたからだ。 誰でも熊野三山に至るまでの苦難の道をたどることによって、己の罪と穢れを滅ぼし、生きながらにして新しい自分に生まれ変わるだ。

古来から変わらず、祈りが交う道

古くから人々が自然への畏敬・畏怖の念を抱く神秘的な場所だったのだ。人里と違い、山道はひんやりとした空気が漂い、昼なお暗く、木々が風にしなう音が静けさの中にこだまする。この道を、いったいいつからどんな人が、どれだけ歩いてきたのか想像もつかない。 現代では交通網が発達し、気軽に行くことのできる熊野詣でだが、道半ばにして多くの人が行き倒れて亡くなったのだろう。 それでも、人々は蘇り・再生の聖地で誓いをし、蘇り・再生の温泉で罪・穢れを祓うことを選んだ。あなたも自身の心と体で確かめるべきだ。

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